冬の渡り鳥がやってきた!
犬の散歩で近くの雑木林の横を通りかかると、ジョウビタキのメスが前を横切って、枝にとまったのが見えました。
今年も渡ってきてくれたんだね!と嬉しくなりました。
小さな体で、とてつもない距離を移動する渡り鳥。
以前は「どうして苦労して、命もかけて、移動しなければならないんだろう。餌があればそこに居着いたらいいのに」と思っていました。でも、ある時、その考えが違っていることに気付きました。
渡らなくったっていいじゃない!は私目線だったんです。
渡り鳥の生き方は渡る生き方。それを、私の価値観でこうしたらいいのに、と見ることが違っているということに気付いたんです。
そう思うと、人の生き方も、親子でさえも、こうしたらいいのに、と言うことはできないんだなあと思います。
子供は子供の生き方、親から生まれても違う生き方があるのに、ついつい、自分の狭い価値観でおしつけてしまうんですよね・・・。
自然を生きている生き物たちは、ある意味潔く、そして自分自身を大事に生きているんだなぁと教えられるような気がします。
ジョウビタキのメスはしばらく雑木林にいてくれると思うので、犬の散歩で会えるのが楽しみになりました。