麻葉亭

たまに立ち止まるかもしれないけれど、前を向いて歩いていきたい

興味を持つこと

何でも興味を持つって大変だけど、素晴らしいことだなぁと犬を見ていて思います。
散歩へ出ると、あらゆるものを五感で感じ取ろうとする我が家の犬。水たまりがあれば足を突っ込み、穴があれば覗いていく。絶えず鼻はヒクヒク、目はキョロキョロ。水の流れがあれば飛び込み、ついでにペロッとなめる。スキー場へ行くと、雪の上でゴロゴロ転がって体に雪を付け、新雪に潜る。
犬と一緒に歩きながら、そう言えば子供たちもわざと水たまりの上でジャンプしたり、服がドロドロになるまで遊んだり、新雪の上にゴロッと寝転がったりしていたことを思い出しました。
体で感じるこの独特な感触は大事だなぁと思います。いつまでもこんなことを続けている訳もなく、前に飼っていた犬だってこういう遊びは年を取るとともに卒業していきました。逆に興味を持たない、大人しい、手のかからない方が、経験する機を逸してしまうような気がして心配です。
子供たちがこういう遊びを卒業してしまった今、子供役を請け負っているのは犬ですが、なんだか懐かしく、そして犬が楽しんでいる様子を見ているのが楽しいです。