花、人も賑わい
お昼近く吉祥寺にいたので、そのままパンを買って井の頭公園へ行きました。
初詣のようなあまりの人の多さに怖じ気づきながらも、その流れに乗って少しだけ歩きました。自然を愛でるという日本の風習はとっても素敵と思いながらも、花を楽しむというよりも、花見という理由付けで人と会ったり、飲んだり、有名処の花見場所へ行ったという話題作りに思えてしまうのは、多過ぎる人に疲れて花を楽しめなかったからかもしれません。
つい井の頭公園を覗きに行ってしまった自分にちょっぴり後悔しながら歩いていました。
先日とある学会で、「鳥瞰図と虫瞰図」という話を聞いたことを思い出しました。
虫のように、地面から見上げた桜しか知ることができないのがつくづく残念です。
空から眺めたら、春はどんな色? 今は淡いピンクがあちこちで見られるんだろうなぁ。道路からは見ることもない小さな庭にも、人が気付かないような道ばたでも、誰も踏み入れないような山の中にも春の色が見られるって素敵過ぎる!
橋の上の賑わいと対照的なのんびりモードの甲羅干しのカメ。
水面ギリギリの桜は水鳥たちも楽しめる?
kazenokomichiさんも書かれていた、地面に落ちた桜の花。スズメのしわざです。