2012-04-23 なぐさめられた言葉 雑感 長田弘さんの言葉より。 「一人のわたしの一日の時間は、いまここに在るわたし一人の時間であると同時に、この世を去った人が、いまここに遺していった時間でもあるのだということを考えます。 亡くなった人が後に遺してゆくのは、その人の生きられなかった時間であり、その死者の生きられなかった時間を、ここに在るじぶんがこうしていま生きているのだという、不思議にありありとした感覚。」 今の私にはなぐさめの言葉はかけられないけれど、なぐさめられた言葉は伝えることができる。