麻葉亭

たまに立ち止まるかもしれないけれど、前を向いて歩いていきたい

公園のベンチに

公園で遊んでいた女の子が走り去っていった後に残されたのは。

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どちらも摘みたて、新鮮。

 

朝は家族で外に出て金環日食を見ていたら、ご近所も出てきて、グラスを貸しながら大勢で見ることになってしまった。

まるで3丁目の夕日、ならぬ3丁目の朝日か…。

大勢のファンが待ち構えている

自転車で出かける途中、あえて公園の中をクロスバイクで通り抜けたら、大砲を構えている静かな集団に出会った。

スターの会見中?

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静かな集団の後ろにそっと近づき、その熱い視線の先を見る。その先には小さなブルーの鳥、カワセミだ!

恐るべしカワセミ。あの小さな体でこれだけの大人を魅了するとは。

 

元気になれる

昨日、今日の仕事は忙しかったので体はクタクタなのだが、急に自転車に乗りたくなり、用もないのに夜の吉祥寺へ自転車で出かけてきた。
平日の夜なのにエネルギーに満ちている街、吉祥寺。
そんな吉祥寺の中で見かけたアジアンチックな不思議な空間、ハーモニカ横町。

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自転車で風を切ってちょっと外の空気を吸うだけで、気持ちが生まれ変われる。

明日からまた水面下に潜って頑張れる気がする。

 

繰り返す

日曜日の夜、羽田空港へ行った。

最終便が終わった空港の出発ロビーは、誰もいなかった。

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それとは対照的に到着ロビーは、終電へ向かう急ぐ人たちでザワザワしていた。

こうして空港の1日が終わり、誰もいない短い休息の時間が毎日訪れているんだと知った。

人によっては今日、意味ある日で長距離を飛んできたのかもしれない。仕事の流れでここに来ていたのかもしれない。

そんなそれぞれの人の背景とは関係なく時間になると空港の業務は終了し、それが淡々と毎日繰り返されるのがちょっぴり寂しくもあり、逆に心地よくもある。

 

片付けられない荷物

私の仕事はちょっと特殊で、家に戻ってきてからもやらなければならないことが色々ある。

子供は子供部屋があるのに、私の居場所はリビング。テレビや会話、日常の雑音の中で仕事を片付けている。

リビングの片隅にたくさんの書類や本が積んであり、ノートPCもその横に置いている。

だんだんその山が高くなってくると、あー、整理しなくっちゃ、と思い、必要なものはスキャナで取り込んで処分したり、本は目を通して、雑誌は選り分け処分したりと、それぞれの場所へさばいていく。

残されたのはPCのみで、場所も気分もスッキリするのだが…。

 

こんな簡単に片付けられないものが日常生活には山積している。

母のことしかり、仕事のことしかり、白黒をつけられず放置することもできずに背中のバッグに放り込んでいる感じだ。

たぶん、生きているということは、多かれ少なかれこういう荷物を背負い続けることなんだろう。もし、母がこの世からいなくなってしまっても、仕事を思い切って辞めてしまっても、何かしら、片付けられない問題がわき起こるのだろう。逆に思うと決着を付けられない問題は、生きている証。だから、重く感じないよう、楽しく背負いたいと思う。実際は難しいけれどね。

 

 

今夜は車で羽田空港へ。首都高はあまり好きではないので、好きな音楽を聴きながら下の道をのんびり走っていこうと思う。